関東圏最大規模のカタクリの花が群生する、栃木県那珂川町「カタクリ山公園」

山の斜面に見渡す限りカタクリの花が群生しています。ついつい寝そべってアップで写真を撮ってしまうのはその可憐さと奥ゆかしさのため。それに小さな丘を一周すると水芭蕉の群落も見ることができます。

はじめに

みなさん「春は桜!」ですよね。でも山野草が好きな方々は「春はカタクリ!」ではないでしょうか。桜は下から樹を見上げます。カタクリは逆に地面に近づきます。すると不思議な「妖精たちの世界」が現れます。

どこにあるの?

場所は栃木県那珂川町です。車なら矢板ICから約30分です。

関東圏最大規模のカタクリ群生地が「カタクリ山公園」です。100万株と言われるカタクリの花の群生です。見頃は3月下旬から4月中旬まで、今が旬です。

斜面一面をカタクリの花が覆う様は圧巻です。那珂川町の中心地から西へ車で数分、この季節は所々に標識が立っていますので、それに従って進みます。

可憐な妖精たち

花にはいろいろあります。巨大なひまわり、存在感のあるチューリップ、いずれもインパクトがあって派手ですよね。

それに比べるとカタクリの花は、控えめで可憐で、日本女性の美徳を体現しているとあえて言いましょう。

妖精ツアーをしてみましょう。

妖精のお顔を下からアップで。地面に這いつく角度でカメラを構えればこの通り。

お二人様です。

次は三人姉妹です。

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カタクリってなに?

カタクリってもしかして片栗粉と関係あるのかな?と思っていました。いやありました。カタクリの花は原野に自生するユリ科の植物で、その根茎のでんぷんから作ったのが片栗粉です。

ところが、今やカタクリの花は少なくなってしまい、もしカタクリから片栗粉を作るとものすごく高くなるので、今は同じでんぷん質のジャガイモから作るそうです。

水芭蕉の群落

カタクリの花だけでなく水芭蕉が群生しています。カタクリ山の裏側の谷筋に(たぶん)自生していたものを継ぎ足して群落にしたようです。

かなり規則正しく咲いていますから。

可憐さはカタクリに負けますが、水芭蕉には清楚な大人の品格がありますよね。

ショウジョウバカマも咲いていました。カタクリの花の陰に隠れてしまい、ちょっと拗ねている感じかな。

おわりに

小さな妖精たちに出会い、清楚な水芭蕉にも出会える季節は3月下旬から4月中旬まで。この季節は平日でもたくさんのハイカーで賑わっています。麓の入り口には駐車場(500円)がありますが、入場そのものは無料です。

駐車場横には地の野菜や果物、山野草なども売っていて、つい買ってしまいます。春のすがすがしい一日をカタクリ山でどうぞ。初めての方には衝撃です。

izumi6688

izumi6688秘湯と紀行情報を発信する秘湯ブロガー

投稿者の過去記事

全国の秘湯めぐりをしています。
山奥の鄙びた秘湯、隠れたモダンテイストの秘湯などを紹介します。沢山の仲間と行くというより、いい温泉で静かに癒されたい方むきです。また、秘湯周辺の観光・ハイキング・見所なども紹介します。

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