食べログ全国No.1のかき氷!熊谷「慈げん」攻略のトリセツ

埼玉県の誇る絶品かき氷の『慈げん』は、食べログで4.17星を獲得し、全国スイーツランキングで5位、かき氷部門1位(記事掲載時)という超人気店。かき氷専門店というのも驚きですが、真冬でも日によっては行列ができる驚愕ぶり。そんな人気店の攻略法を探ると、なんとそこには知られざる《取扱説明書》があったのです。

最大4~5時間待ちもある超人気店に行く前に、まずはトリセツを読んでから攻略に取り掛かりましょう

「暑いぞ熊谷!」にあるホットな店

暑さ日本一をかつて記録して「暑いぞ熊谷」で全国的に知れ渡った埼玉県熊谷市。そんな熊谷市の裏道にあるのが『慈げん』です。JR熊谷駅から徒歩約15分、秩父鉄道上熊谷駅からも徒歩5分という何とも利便性の悪い立地ですが、熊谷の老舗デパート”八木橋百貨店”を目指せば、ほとんどの熊谷市民は知っていますので、尋ねながら行ってもたどり着けるはずです。

その八木橋百貨店の裏手にあるのですが、店構えはまさに昭和で「本当にここが人気店なの?」と思うくらいインパクトのない店舗です。しかし店の前に設置された白いポールと看板の数々はインパクト大です。

「行列禁止」「白いポールの内側でお並びください」「禁煙」等々、その物々しさと共に行列に後ずさりするかもしれません。かき氷を食べるのに、妙に熱くなりそうなホットなお店なのです。

整理券ゲットまでが最大のポイント

かき氷専門店ですから季節を問わず一年中かき氷が食べられるのは、云うまでもありません。かつてはうどんやおでんなども販売されていましたが、2007年観測史上最高気温となる40.9℃を記録したことから、「暑いぞ熊谷」の町興し等のブームに乗り専門店になります。そして食べログ2013、14年埼玉県スイーツランク2年連続1位獲得から人気が爆発したのです。

基本的にトップシーズンの6~9月までは整理券が発行され、朝9:30~、10:00~、10:30~、11:00~の4回配布されます。

整理券を受け取る際に希望の入店時間と人数を予約し、その時間に戻って来るシステムです。朝9:30に整理券を1番に貰っても開店時間が11:30からなので最低でも2時間は待つことになります。因みに11:00に貰って3時間後の入店予約しか取れない事など日常茶飯事で、配布時間前に配布終了の場合もあります。

とはいえ、整理券をもらえば入店まで何をしていても良いのですから、まずは整理券ゲットに注力しましょう。

入店してからがトリセツの出番

入店するといきなり「暑っ!」ってことになります。

トリセツの《室温について》では、室温が常に28~30度に保たれているので「要望されてもよほどのことが無い限り温度は変えません」という確固たるスタンスを表しています。真夏の猛暑の中では厳しいですが、より美味しくかき氷を食べる試練と考えるべきなのです。

オーダーのポイントは《かき氷の提供時間について》で、複数杯のオーダーは2杯目を美味しく食べるため、1杯目のあと約20分後に2杯目を出すことを最適な時間としています。更に《スプーン休めの漬物》として、複数杯の場合はきゅうりの漬物がサービスされます。例えば4杯の場合、1杯目(漬物)2杯目、3杯目(漬物)4杯目とトリセツには明記されているのです。

このトリセツを読んでお判りになられたでしょうが、ここ慈げんでのオーダーは複数杯が当たり前で、最低2杯、特に女性は3杯、4杯オーダーする方が多いのです。体調を整えて慈げんと向き合わないと身体を壊す恐れもあるのです。

オーダーするのはトリセツと直感

いよいよオーダーですが、ここでもまずはトリセツをチェック。

《「と」と「に」のつくかき氷》の項目は、「と」のつくかき氷は上下分割タイプで、先名が上で後名が下。また「に」の付くかき氷は先名がベースのシロップで、後名が後掛けシロップと云う説明です。更に追加注文はできないので、複数杯のオーダーは最初に全てオーダーし、提供される順番も決めておくと云う奥深いオーダー方式なのです。

レギュラーメニューには、《和三盆系》《ミルク・抹茶系》《黒蜜・あん系》等がありますが、慈げんの醍醐味はメニュー表にない「只今のかき氷」で、こちらは期間限定のメニューとしてディスプレイされています。

《レモンミルクヨーグルトにすもも》《じゃがいもにわさびのフロマージュ》《アボガドミルク抹茶がけ》等々、創作かき氷が多いのが人気の秘密です。只今のかき氷は事前に分からない上に追加注文はできませんから、優柔不断は許されず決断力が要求されるのです。

次から次に楽しむ「かき氷のフルコース」

オーダーが済んで最初のかき氷が提供されます。

様々な味がミックスされたかき氷が多いことから、「風味豊かな味わいでコクがある」とか、フワフワの口当たりから、「口の中にスッと染み込んでいくような喉越しがたまらない」と云う声があります。そしてそんなかき氷が次々と出され、スプーン休めまであることから、「かき氷のフルコース」とも云われているのです。

そんなかき氷のフルコースの中で、多くの方がおススメする逸品が《和三盆レモン”覚醒”》です。

このかき氷は、3杯、4杯目あたりからは甘みに慣れてしまい、ちょっと毛色の変わったかき氷が欲しくなった時のためであるとか、フルコースの締めとしてオーダーされる方が多いのです。

シロップ漬けしたレモンを氷に乗せているだけのシンプルなもので、シロップ漬けとはいえ酸っぱいかき氷です。酸っぱすぎた場合は和三盆のシロップをかけて酸味を調節するのです。

お口に広がる酸味と和三盆の控えめな甘味で、心は満足、身体はシャキッとすることでしょう。

最後に…

人気の秘密はオリジナリティと飽きさせない味で、いつでも新しいものがいただける楽しさでしょう。クリスマスやバレンタインなどでも創作かき氷があるので、冬でも行列人気なのは云うまでもありません。

こうした中での攻略でしたが忘れてならないことは、必ずツイッターをフォローすることです。その月の定休日などの業務連絡のほか、整理券の配布終了や空いた場合の予約時間の繰り上げなど、無駄足を踏まないための連絡がありますので常にチェックを怠らないでください。

最後に、これだけの人気店になると店側も横柄な場合が多いのですが、謙虚で笑顔を絶やさないご主人や、テキパキこなしながら、実に丁寧な接客をされているスタッフですので、外観と違う清潔な店内と共に、とっても居心地が良いことを付け加えておきます。

「何回来てもまた行きたくなるかき氷」には、県外からも多くの方がいらっしゃいます。夕方に予約してそれまで東京で観光すると云った離れ業ができるのも埼玉県の良さです。

全国的に名高いかき氷を暑さの聖地熊谷で食べてみませんか?

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