夏はやっぱり高校野球!最大の激戦区・大阪大会を見に行こう!

甲子園よりも難しい、大阪での勝利

梅雨が明ければ、日本列島は暑い夏を迎えます。夏といえばそう、高校野球です。全国の高校球児たちが憧れの阪神甲子園球場を目指し、熱戦を繰り広げます。

特に注目されるのが、全国屈指の激戦区・大阪大会です。今年(2016年)の参加校は177校を数え、レベルの高さは日本一とも言われており、甲子園よりも大阪で勝ち抜く方が難しいと言われています。

2012年は大阪桐蔭が春夏連覇、2014年夏にも優勝し、2014年春は履正社が準優勝しました。 今年もこの2強による優勝争いとなるでしょう。春のセンバツ出場した大阪桐蔭を、春季大会では履正社が倒し、近畿大会でセンバツ覇者の智辯学園(奈良)を破って近畿王者となりました。

大阪大会の特徴は、全国で唯一シード制度が無い点です。そのため、昨年の初戦ではいきなり大阪桐蔭と履正社という優勝候補が激突しました。なお、三回戦までは南北に分かれて行われます。

また、今年の注目はPL学園でしょう。かつては名門の名を欲しいままにし、春夏7度の甲子園制覇を成し遂げましたが、現在では入部募集を中止し、今年の夏を最後に休部となります。そして初戦の相手は、2011年夏に甲子園出場を果たした東大阪大柏原。現在のPLにとっては荷が重すぎる相手です。

大阪大会は7月9日に開幕し、8球場で行われます。その中で主な球場を紹介しましょう。

舞洲ベースボールスタジアム

開会式およびその日の試合は京セラドーム大阪(大阪市西区)で行われます。しかし、同球場で行われるのは初日だけで、メイン球場ではありません。

大阪大会の主会場であり、準決勝以降が行われるのは舞洲ベースボールスタジアム(大阪市此花区)です。両翼100m、中堅122mの広い球場で、観客動員は1万人を数えます。大阪オリンピックを見据えて造られた球場で、国際規格に準じています。

ただ、海の近くにあるため、非常に強風が吹き荒れており、プレーに悪影響があります。球場がある舞洲は無人の人工島で、鉄道路線が無いのでアクセスは良くありません。また、基本的には売店など無いので(臨時に弁当が販売されることはあります)、飲食物は持参した方がいいでしょう。

JR桜島線(ゆめ咲線)の桜島駅から舞洲アクティブバスに乗って約15分です。近くには有料駐車場もあるので、そちらを利用した方が便利でしょう。

人工島にある舞洲ベースボールスタジアム

万博記念公園球場

万博記念公園球場(吹田市)は、北地区の中心的球場です。スタンドの全てが芝生席になっており、いかにも地方大会の球場という風情です。

その名のとおり、万博が行われた場所にあります。 最寄り駅は大阪モノレールの万博記念公園駅で、徒歩約15分です。広大な有料駐車場もあります。

太陽の塔が見える、万博記念公園球場

久宝寺緑地野球場

久宝寺緑地野球場(八尾市)は久宝寺緑地内にあり、主に南地区で使われる自然豊かな球場です。

最寄り駅はJR関西本線(大和路線)の加美駅か、快速が停まる久宝寺駅になりますが、やや離れています。すぐ近くには大阪中央環状線が通っており、有料駐車場もあるので、車での来場が便利でしょう。

自然豊かな久宝寺緑地野球場

大阪市南港中央野球場

大阪市南港中央野球場(大阪市住之江区)は、京セラドーム大阪を除いて大阪にある唯一の人工芝球場です。大阪にとって海の玄関口である南港にあり、周りは工場地帯となっています。

最寄り駅はニュートラムのポートタウン東駅で、球場内には売店などないため、飲食物は駅の近くにあるスーパーで調達するのがいいでしょう。また、有料駐車場もあります。

人工芝の大阪市南港中央野球場

甲子園並みの好試合が見られる大阪大会

大阪大会では他にも、住之江公園野球場(大阪市住之江区)、豊中ローズ球場(豊中市)、花園中央公園野球場(東大阪市)が使用されます。

甲子園にも決して劣らない、レベルが高い大阪大会を見に来てはいかがでしょうか。

安威川敏樹

安威川敏樹スポーツを中心とするライター

投稿者の過去記事

大阪府在住。作業関連機器の設計から、スポーツを中心としたライター・コラムニストに転身。野球雑誌等に寄稿の他、電子本に野球小説を執筆。野球の独立リーグでの公式記録員の経験あり。野球以外では、ラグビー雑誌にも寄稿。モットーは「文字をオモチャにして遊ぶ」。

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