ワールドカップも行われた大阪最大のスタジアム!ヤンマースタジアム長居

2002年W杯の舞台となったヤンマースタジアム長居

2002年に行われた日韓共催のFIFAワールドカップは、日本中にサッカー大フィーバーを巻き起こしました。その会場の一つとなったのが大阪のヤンマースタジアム長居です。もっとも、この名称はネーミングライツによるもので、当時は単に「長居スタジアム」と呼ばれていました。

収容人員数は約48,000人という大阪最大のスタジアムです。Jリーグのセレッソ大阪の本拠地でもあり、スタジアムの命名権を得たヤンマーは、セレッソ大阪の前身チームを所有していました(当時はヤンマーディーゼル)。

セレッソ大阪の本拠地でもあるヤンマースタジアム長居

世界陸上も行われたヤンマースタジアム長居

ヤンマースタジアム長居の正式名称は長居陸上競技場です。つまり、陸上用のトラックを備えた多目的スタジアムなのです。

もちろん、国際陸上競技連盟(IAAF)クラス1公認を受けており、日本有数の陸上競技場と言っていいでしょう。2007年には世界陸上競技選手権大会(世界陸上)が行われ、世界中からアスリートたちが集まりました。

また、毎年1月には大阪国際女子マラソンが行われ、そのスタート地点とゴール地点がヤンマースタジアム長居となっています。つまり、大阪における陸上イベントのメッカというわけですね。

「OSAKA」の文字が躍る、大阪での陸上競技のメッカ、ヤンマースタジアム長居

長居なのに甲子園ボウル!?

ヤンマースタジアム長居で行われるのは陸上競技やサッカーだけではありません。2007~8年にはアメリカン・フットボールの大学王座決定戦、甲子園ボウルが行われました。甲子園ボウルといえばその名のとおり阪神甲子園球場で行われるはずなのに、なぜ?

実はこの2年間の冬、甲子園球場が改修工事を行っていたため、長居スタジアムで大学王座決定戦が行われたのです。しかし「長居ボウル」とは呼称せずに、この2年間だけ「甲子園ボウルin NAGAI」というややこしい名称となりました。

アメフトの甲子園ボウルin NAGAIが行われたヤンマースタジアム長居

またラグビーでも、東大阪市花園ラグビー場にナイター設備がないため、暑い夏季にはヤンマースタジアム長居でナイトゲームを行うことがあります。今年(2016年)のトップリーグ開幕戦も、8月26日(金)の19時30分からヤンマースタジアム長居で行われます。

球技専用のキンチョウスタジアム

ヤンマースタジアム長居のすぐ隣りにはキンチョウスタジアム(長居球技場)があります。こちらはヤンマースタジアム長居と違って球技専用のスタジアムです。

以前は人工芝でしたが、現在は天然芝に張り替えられ、Jリーグの公式戦が可能になったので、セレッソのホームゲームも行われるようになりました。近年ではヤンマースタジアム長居よりも使用頻度が高く、実質的なホームスタジアムとなっています。

もちろん、ラグビーやアメフトも行われ、特に関西アメフト界にとってはメッカ的な存在です。

収容人員数は約20,500人とヤンマースタジアム長居に比べれば半分以下ですが、陸上用トラックが無くて見やすいので評判はいいようです。

社会人アメフトのXリーグが行われるキンチョウスタジアム

あらゆるスポーツが楽しめる長居公園

ヤンマースタジアム長居やキンチョウスタジアムがある長居公園にはあらゆるスポーツ施設が点在し、しかも緑溢れる公園で、大阪市内ではオアシス的な存在です。

他にもヤンマーフィールド長居(長居第2陸上競技場)や、プールにテニス場、さらに相撲場まであります。この長居相撲場ではかつて、関西の人気番組「鶴瓶・上岡パペポTV」で相撲を行うということで、2万人もの大観衆が押し寄せて大騒ぎになったことがありました。

女子サッカーのなでしこリーグが行われたヤンマーフィールド長居

ヤンマースタジアム長居およびキンチョウスタジアムの最寄り駅はJR阪和線の鶴ヶ丘駅になります。天王寺駅から普通電車に乗って3駅目です。

また、同線の長居駅および地下鉄御堂筋線の長居駅からも行くことが可能です。長居公園内の他の施設では、こちらの方が近い場合もあります。特に地下鉄利用だと、天王寺駅以外でも新大阪駅、梅田駅、難波駅といった大阪市の中心駅から1本で行くことができます。

有料駐車場もあるので車での来場も可能ですが、周辺道路は慢性的な渋滞となっているのでご注意ください。

では、大阪市内の貴重なスポーツ公園、長居公園を存分に楽しみましょう。

安威川敏樹

安威川敏樹スポーツを中心とするライター

投稿者の過去記事

大阪府在住。作業関連機器の設計から、スポーツを中心としたライター・コラムニストに転身。野球雑誌等に寄稿の他、電子本に野球小説を執筆。野球の独立リーグでの公式記録員の経験あり。野球以外では、ラグビー雑誌にも寄稿。モットーは「文字をオモチャにして遊ぶ」。

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