宝塚温泉温泉を歩く10:彫刻は踊る4~圏外編

どうも市内各所に宝塚教育委員会が作成した「教育的なテーマを題材に表現し、そのテーマに沿った標語をセットにしたオブジェ」が何点かあるようだ。野外ゲージュツ紹介の最終回「圏外編」としてご紹介し、このタスクをエンドととしたい。いやはやこのネタで書こうと思ってから調べたら次々と出るわ出るわで、追加取材述べ6回、総数24体、たぶんこれで網羅完了~と思う。最後までお付き合いしていただいた方、ベリー感謝であ~る。

圏外1:宝塚清荒神駅前図書館脇

前回の最後の訪問地、清荒神中央図書館。その脇に青い鉄製のオブジェが垣根にひっそりと〜見ると「題名:ふれあい/標語:優しさを 口にするより まず行動」、どこで「ふれあい」を表現しているんだろうかと暫し黙想…うーん、偉い人にかしずく一般人って感じがするし、題目と標語があってないような? で、作者名がない。明記せーよ教育的によくないやろがぁーと悪態をつきつつ次の作品へ〜。

圏外2:市民病院

「宝塚市民病院周辺にも路上作品がある」との情報がネットにちょろっとあったので現場へ直行、あ、コレか!?「題名:自立/広げよう やさしい気持ち 思いやり」、うーん、自立を造形的に表現してるのか?これも題名と標語の一致がないような…さらに、これにも作者名がないし、色が図書館のと違ってるが、どちらがオリジナルカラーなんだろうか? 背景の錆びた追突よけが寂しい〜なぁ…。

圏外3:自宅近くの児童公園

教育委員会のHPに情報なし、公園、公民館や図書館などの公共施設を探し回るも収穫なし…やれやれと帰路に着くと自宅近所の公園に最大級の大きさの教育オブジェがあった!? 灯台もと暗しである。2m以上もある大きな作品で、「題名:相互信頼/標語:さがしだせ あなたのわたしの すばらしさ」、これは造形的にも、標語との関連性もわかる。たぶんコレがオリジナルな色なんだろう。ちなみにこの公園はポケストップでもある。

え!?逆瀬川の駅前に…

やれやれ、これで終わりやんと一息ついてネットで確認…ん?え!?逆瀬川駅前に教育委員会作成のオブジェが?! 何度もあそこの駅前に行ったが気付かん!? 行ってみた、あった…タクシー待機場に~って誰も見んやろが!!

圏外4:逆瀬川駅前タクシー待機場

ステンレス製の作品「題名:寄り添う/標語:優しさの種 やがて実となり 花となれ」、なんとなく雰囲気でわかるな造形であるが、標語がおかしい。種→花→実だろう? ステンレス製なんで空模様によって作品の色合いが変わる。晴日は輝き色に、曇天日は鉛色に、雪の日は白色に、まるで人の心模様を写したかの作品である。これで終了、いやぁ~終わった~♪

えぇ~なんだって?! 公園放置の石造作品群あるって?!

やれやれこれで全部網羅したわん~♪と、知人からメール「ゆずり葉緑地に石の造形部あるでぇ~」の情報、え、まだあるんかいなぁ~とネットで検索…平成6年に宝塚市市政40周年記念石彫シンポジウムってやつを市が主催でやったらしい。やれやれ…。

ゆずり葉緑地

逆瀬川は、全国に先駆けて砂防工事に取組んだで河川で、兵庫県砂防発祥の地・百周年を記念して平成元年に園地内に記念モニュメントが建てられたそうだ。その6年後にコレらの石彫がここに置かれたということか…。

圏外5:大きな目

公園の入り口に愛車を停めて階段を上がると最初に出会う作品が「北野正治作・光の舞台」、巨大な目なんだろうか? 向いている方角に宝塚市内が見え、街の夜景が「光る舞台」なんだろうか? 後ろに見えているのが砂防記念のモニュメント。

自転車と比較するとサイズ感がわかる。毎度ながら岩を刻む石彫家の気合を感じる作品である。

作品の後ろ側は、切り出した岩のままになっている。

圏外6:ずばり帆

阪神淡路大震災で倒壊した作品で修復箇所が痛々しい「大垣圭介作・帆」。先の作品とは違い繊細な曲線を描く作品ゆえ震災で倒壊し破損したんだろう。

圏外7:みたらし団子?

作品名は「辻弘作・実のなる樹」を読めば納得の造形だが、題名を知らずに見た最初の印象は「みたらし団子」だった。

圏外8:風が吹くの形

「小川睦朗作・鳥のように」という作品。これも題名と造形がイメージしやすい。わたしてきには、オリンポスの神々の足に見える。

圏外9:段々柱

「中農三枝子作・風と光の足跡」…全体が「足跡」で、斜めに刻まれたのが「風」で…「光」はどこだ?


後ろ側では…ないよね?

圏外10:作品ではありませんが…

園内には、1995年(平成7年)1月17日5時46分52秒に発生した阪神・淡路大震災の「鎮魂之碑」が立っている。石の上には、「悟り」の意味を持つ丸い石が乗っかっている。この下にタイムカプセルが埋められているとか。その中には、子どもの素直な目で見た被災地を記録しようと「復興夢作文」や壊滅的な被害を受けた地域の復興予想図など17の作品が入っているそうだ。

最後に…

これで正真正銘のエンドである…と思いたい。貴殿の町にも野外ゲイジュツ作品ない? 1体あれば何体もあるかもで、たぶん、町の風景に寂しく溶け込んで貴方の訪問をひとりで待っているであろうね。え、なんだってぇ~お隣の大阪府池田市に「石の道・いけだ 彫刻シンポジウム92」の作品群が唸るようにあるって!!近々に行かねばぁ~(*_*) 懲りないなぁ…ワタシ。

rojii

rojii銀輪&徒歩での低速徘徊を人生の糧とす。

投稿者の過去記事

3歳の頃より気ままにブラ歩き、母を激怒させ、6歳で銀輪の味を覚え、13歳にして銀輪無限地獄に堕ち、そのまま年を重ねもうじき還暦。三つ子の魂百まで、野良道、山道、路地道を写真機持って日夜低速徘徊。怪しきモノ、珍なるモノ、コナレタモノ達と出会う事を活きる糧にしております。

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