ガンバ大阪の新本拠地!市立吹田サッカースタジアム

寄付金によって造られたガンバ大阪の新本拠地

サッカーJリーグの人気チームであるガンバ大阪。大阪府北部をホームタウンとし、吹田市にある万博記念競技場を本拠地としてきました。しかし、万博競技場は老朽化し、キャパシティも少ないため、新スタジアムの建設が望まれていたのです。

そして今年(2016年)、いよいよ待望の新スタジアムが完成しました。それが市立吹田サッカースタジアムです。収容人員数は39,694人 という、日本有数のスタジアムです。

これだけの大スタジアムを、たった140億円で建設しました。新国立競技場の建設費が当初は3000億円とも言われて批判を受けたのに、吹田スタジアムはその1/20以下で済んだため、コスト・パフォーマンスが絶賛されたのです。

しかも、建設費の多くが民間からの寄付によって賄われました。巨額の税金を使って行われる公共事業と違い、多くの人々の願いによって吹田スタジアムが誕生したのです。

寄付金によって建設された吹田スタジアム

サッカーを存分に楽しめる快適空間

吹田スタジアムは、前本拠地の万博競技場と違いサッカー専用スタジアムなので、陸上用トラックがなく間近に試合を観ることができるため、臨場感溢れるプレーを堪能できます。

しかも、スタンドの四方を屋根が覆っているため、少々の雨が降っても気になりません。サッカーは野球と違って基本的に雨でも試合があるので、屋根があるのは嬉しいですね。

真夏の暑い日でも屋根のおかげでスタンドの大部分が日陰になるため、これほどの快適空間を楽しめるスタジアムは滅多にありません。しかもドームではなくオープン・エアなので、開放感もあります。

ピッチが近くて臨場感抜群、屋根で覆われている快適空間の吹田スタジアム

売店など付帯施設も充実

吹田スタジアムは単なるサッカー場ではありません。付帯設備も充実しているのです。野球場以外の競技場は無機質なスタジアムが多いのですが、吹田スタジアムは違います。売店などが豊富にあり、サッカー以外の楽しみも期待できます。

1階席の上部には多くの店が連なっており、飲食物を容易に購入できます。しかもそれらの店はグラウンドに正対しているので、スタンド裏に行く必要がありません。グラウンドに背を向けなければ、試合を観ることができるのです。

余談ですが、商魂たくましいお笑い芸人のたむらけんじが「炭火焼肉たむら」を出店しています。スポーツは、美味しい飲食物を口にしながら観戦するのが最大の楽しみですね。

売店も充実している吹田スタジアム

天皇杯決勝の舞台に

今年度(2016年度)の第96回天皇杯全日本サッカー選手権、決勝戦が吹田スタジアムで 開催されることになりました。行われるのは来年の2017年1月1日、元日決戦です。

元々、天皇杯の決勝戦は東京の国立競技場で行われてきましたが、ご存知のように国立競技場は既に取り壊されています。そこで、吹田スタジアムに白羽の矢が立ちました。今年の正月は、吹田に大勢の人が集まりそうですね。

また、クラブ世界一を決めるFIFAクラブ・ワールドカップ2016の第2ラウンド(12月11日)と、準決勝および5位決定戦(12月14日)も吹田スタジアムで行われます。世界の大スターを吹田で見られるわけですね。

今年度はクラブ・ワールドカップや、天皇杯の決勝(来年1月1日)が行われる吹田スタジアム

サッカー以外の楽しみが期待できる万博エリア

吹田スタジアムは万博記念公園内にあります。かつて、日本が高度成長期時代に行われた大阪万博の跡地ですね。

吹田スタジアムの近くには、昨年(2015年)にオープンしたEXSPOCITY(エキスポシティ)があります。吹田スタジアムへ行った際には、ぜひともEXPOCITYに立ち寄りたいものです。

もちろん、太陽の塔や万博跡を思わせる場所が公園内にあります。サッカー観戦の前後に、自然豊かな万博公園を散歩するのもいいでしょう。

吹田スタジアムの最寄り駅は大阪モノレールの万博記念公園駅で、そこから徒歩約15分です。ただし、途中でかなり長い階段を昇り降りしなければならないので、時間はもう少しゆっくり見ておいた方がいいでしょう。

大阪駅と乗り換え可能な地下鉄御堂筋線の梅田駅、あるいは新幹線利用ならば新大阪駅から同線に乗って千里中央駅に行けば、大阪モノレールに乗り換えできます。また、大阪(伊丹)空港からでも大阪モノレールに乗ることができます。

有料駐車場もあるため車利用も可能ですが、事前予約が必要なのでご注意ください。

それでは、吹田スタジアムでのサッカー観戦を楽しましょう。

試合が終わって吹田スタジアムを後にするファンたち。後ろに見えるのはEXPOCITY

安威川敏樹

安威川敏樹スポーツを中心とするライター

投稿者の過去記事

大阪府在住。作業関連機器の設計から、スポーツを中心としたライター・コラムニストに転身。野球雑誌等に寄稿の他、電子本に野球小説を執筆。野球の独立リーグでの公式記録員の経験あり。野球以外では、ラグビー雑誌にも寄稿。モットーは「文字をオモチャにして遊ぶ」。

PAGE TOP